理工系のための解く!電子回路

杉本泰博・著
シリーズ:
理工系のための解く!シリーズ

理工系のための解く!電子回路

発行
2008/06/20
サイズ
A5判
ページ数
206
ISBN
978-4-06-155778-9
本体
2,400円(税別)
在庫
在庫あり

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本体
2,400円(税別)

内容紹介

このように厄介なアナログ信号を扱う構成方法をどのように勉強すればいいのか,が問題であろう.
 問題が複雑な場合,みなさんはその解決のためにどのようなアプローチをとられるだろうか.まず問題を整理,分解して基本的な形の集合体にまとめ直すことが有効なのではないだろうか.その後で各々の基本的な形が意味することを考え,最後は逆にそれらの意味を合成,合体させて全体の意味として考えていくのではないだろうか.アナログ信号を扱う電子回路も同様であるから,まずは基本的な回路構成をきちんと理解し頭に焼きつけておくことが肝要である.
 本書は基本的な回路構成を,問題を解きながら,あるいは問題の解き方(考え方)を例として感じながら,自分で学習していくことができる自習書として企画された.さらに進めて,複数の人々の間で答えを互いに発表し確認しあいながら進めていくのも印象に残る方法であろう.
 具体的に,「このような回路機能を実現してみたい」と思って問題を解く,解いた問題を印象に残していく,というふうになればきっと楽しい勉学になるに違いない.(本書「はじめに」より)

目次

はじめに

第1 章 電子回路の基礎
 1.1 回路記号とその意味
 1.2 電源
 1.3 交流信号,振幅と位相
 1.4 コンデンサ,インダクタ(コイル)の交流信号に対する振る舞い
 1.5 インピーダンス
 1.6 回路の周波数特性

第2 章 トランジスタの動作と特性
 2.1 p 形半導体とn 形半導体
 2.2 ドリフトと拡散
 2.3 ダイオード
 2.4 トランジスタの動作

第3 章 トランジスタと基本回路
 3.1 増幅度,入力インピーダンス,出力インピーダンス
 3.2 MOS トランジスタを用いた3 種の基本信号増幅回路
 3.3 動作点の設定
 3.4 アナログ・スイッチ
 3.5 周波数特性

第4 章 オペアンプとその回路
 4.1 オペアンプの機能
 4.2 入出力端子の電圧値設定
 4.3 正相入力端子と逆相入力端子
 4.4 差動利得と同相利得
 4.5 入力換算オフセット電圧,スルーレートおよびPSRR
 4.6 オペアンプを使った逆相増幅回路
 4.7 オペアンプを使った正相増幅回路
 4.8 オペアンプ応用回路
 4.9 オペアンプを構成する回路要素その1(電流源)
 4.10 オペアンプを構成する回路要素その2(アクティブ負荷)
 4.11 オペアンプを構成する回路要素その3(差動回路)

第5 章 負帰還と発振
 5.1 負帰還とは
 5.2 負帰還の効用とその限界
 5.3 負帰還の種類
 5.4 負帰還と安定性
 5.5 位相補償の方法
 5.6 発振回路
 5.7 発振回路の実際

第6 章 変復調
 6.1 変調とは
 6.2 アナログ変調からディジタル変調へ
 6.3 変調信号の生成
 6.4 復調回路
 6.5 PLL
 6.6 周波数シンセサイザ

第7 章 パワーマネージメント
 7.1 出力回路における動作クラス
 7.2 整流回路
 7.3 電源回路

練習問題 詳解
索引