
「健康づくりのための身体活動・運動ガイド 2023」など最新の知見をふまえ、フルカラー化して改訂。
1. 健康と運動:なぜ運動が必要か
1.1 健康とは
A. 健康の定義
B. 体力
1.2 運動しないとどうなるか
A. 長期間身体を動かさないと生理機能は低下する
B. 運動不足
1.3 どのような運動をすればよいか
A. 有酸素運動と無酸素運動
B. レジスタンス運動
C. 生活習慣病の予防における運動とは
2. 筋肉の収縮のしくみ:筋肉はどのようにして収縮するか
2.1 骨格筋の構造
A. 筋肉は筋線維の集まりである
B. 筋線維の種類
2.2 興奮収縮連関:骨格筋はどのようにして収縮するか
2.3 筋収縮にはいくつかのタイプがある
A. 単収縮と強縮
B. 静的収縮と動的収縮
C. 張力と筋長の関係:筋における力発生の要因
2.4 運動は神経により調節されている
A. 筋肉の神経支配
B. 中枢による運動の調節
3. 運動時の生理機能:体のしくみと運動
3.1 運動すると脈拍が増える
A. 循環器とは
B. 心拍数の調節
C. 心拍出量の調節
D. 安静時と運動時の各組織への血流量
E. 運動と血圧
3.2 運動すると呼吸数が増える
A. 呼吸器とは
B. 運動と呼吸
C. 肺換気量
D. 酸素負債
E. 運動時に換気量が増加するメカニズム
3.3 運動とホルモンの関係
A. 内分泌とは
B. 運動時の内分泌
C. 運動トレーニングと内分泌
3.4 運動時には尿量が減る
3.5 食事直後に激しい運動はしない
A. 運動時の消化管機能
B. 運動時の消化器症状
3.6 運動と免疫について
4. 運動時のエネルギー代謝:運動に必要なエネルギー
4.1 エネルギー消費量の測定
A. エネルギー消費量の測定法
B. 呼気ガス分析法によるエネルギー消費量の計算例
4.2 筋収縮のエネルギー源
A. ATP‐クレアチンリン酸系
B. 解糖系
C. 好気的代謝系
4.3 各種運動のエネルギー消費量
A. メッツ(METs)
B. エネルギー代謝率(RMR)
4.4 作業効率
5. 生活環境と運動:運動と環境への対応
5.1 運動すると体温はどうなる
A. 熱の産生と放散
B. 体温調節の範囲
5.2 温度や湿度が高いとき
A. 熱の放散
B. 暑いときの体の変化
C. 暑いときの運動とパフォーマンス
D. 暑いときの運動の危険性
E. 暑さに体を慣らす(暑熱順化)
5.3 環境温が低いとき
A. 寒いときの体の変化
B. 寒いときの運動
5.4 水曝露
A. 水中での体の変化
B. 水中での運動
5.5 高所
A. 高所における体の変化
B. 高所における運動と高地(低酸素)トレーニング
6. 運動と栄養素:代謝栄養素のはたらき
6.1 運動の種類によるエネルギー源の違い
A. 運動に使用される骨格筋線維の違いと糖質・脂質エネルギー比率
B. 運動の強度と持続時間によるエネルギー源利用の変化
C. 食事組成の変化によるエネルギー源利用の変化
6.2 運動と糖質
A. 血糖と運動時のグルコース利用
B. グリコーゲン貯蔵量と運動能力
C. グリコーゲン貯蔵量と食事
D. 運動時の乳酸代謝
E. 運動と糖質代謝
F. 糖質の特質
6.3 運動と脂質
A. エネルギー源としての脂質の役割
B. 運動時の脂肪酸の動員
C. 運動と血清脂質
D. 脂質の特質
6.4 運動とタンパク質
A. エネルギー源としてのタンパク質の役割
B. 運動とタンパク質代謝
C. 運動とタンパク質推奨量
6.5 エネルギーの栄養素別摂取比率
6.6 運動と水分
A. 水の出納
B. 運動時の水分代謝
C. 運動時の水分摂取
6.7 運動とミネラル
A. カルシウム
B. 鉄
C. その他のミネラル
6.8 運動とビタミン
A. 水溶性ビタミン
B. 脂溶性ビタミン
7. 運動と食事:何を食べればよいか
7.1 運動時の食事内容
A. エネルギーと栄養素をどれだけ摂取するか
B. 食事のとり方
C. 各種食品の特徴と役割
7.2 運動選手の食生活
A. 基礎体力強化期(トレーニング期)の食生活
B. 試合期の食生活
C. 移行期の食生活
D. 体重調整期(ウエイトコントロール期)の食事
E. スポーツ障害の回復期の食生活
8. 運動と疲労:運動すると疲れる
8.1 「疲れた」とは何か
8.2 「疲れる」原因は何か
A. 疲労物質の蓄積
B. エネルギー源の消耗
C. 物理化学的変化
D. 生体恒常性の失調
E. 神経機能の失調
8.3 疲労の種類
A. 肉体疲労と精神疲労
B. 局所疲労と全身疲労
C. 急性疲労と慢性疲労
8.4 疲労の評価
A. 自覚的評価指標
B. 生理学的指標
C. 生化学的・免疫学的指標
8.5 疲労の予防と回復方法
A. 疲労の予防
B. 疲労の回復
C. 疲労を予防するための安全な運動の実施
9. 健康づくりのための身体活動・運動ガイド:健康のために運動をしよう
9.1 体力を高めれば健康が増進される
9.2 運動は発育を助け,老化を遅らせる
A. 幼児期
B. 高齢期
9.3 日本人の体力
A. 体力の推移
B. 運動・身体活動習慣
9.4 どれだけ運動すればよいか
9.5 健康のための運動の実際
A. 運動強度の求め方
B. コンディショニング
C. 注意事項
9.6 健康づくりのための身体活動・運動ガイド
A. 策定の背景
B. 身体活動基準2013 から身体活動・運動ガイド2023 への変更点と特徴
C. 身体活動,運動,生活活動,座位行動の考え方
D. 身体活動・運動に関する推奨事項
E. 筋力トレーニング,全身持久力,座位行動
F. 国民に向けた新しいキャッチフレーズ
10. 運動処方の実際:安全で効果的な運動とは
10.1 健康状態と生活習慣
10.2 安静時の医学的検査(メディカルチェック)
A. 問診
B. 診察
C. 臨床検査
10.3 運動負荷試験
A. 一般的注意事項
B. 運動負荷時の測定項目とその評価
C. 運動負荷試験の禁忌
10.4 運動時の安全管理
A. 運動時の注意点
B. 運動を中止する徴候
C. 運動中の突然死
10.5 運動処方をつくる
A. 運動処方とは
B. 運動処方をつくる前に
C. 運動種目を決める
10.6 運動負荷テストを行う
A. 階段昇降法
B. 自転車エルゴメータ
C. トレッドミル
10.7 体力・運動能力テストとは
A. 体力・運動能力テストとは
B. 新体力テスト
11. フィジカルトレーニング:体力を高める
11.1 トレーニングの効果
11.2 トレーニングの種類
A. エネルギー供給機構別のトレーニング
B. レジスタンス運動
C. その他のトレーニング
D. トレーニングと休養
E. トレーニング計画の実際
12.運動療法:病気の治療における運動の役割
12.1 運動療法の基本的事項
A. 運動療法の効果はどんなもの
B. 運動療法はどのような疾患に必要となるか
C. 運動療法を行ってはいけない疾患
12.2 循環器疾患と運動療法
A. 高血圧は運動療法で改善できる
B. 虚血性心疾患の予後と運動療法
12.3 呼吸器疾患と運動療法
A. 呼吸不全とは
B. 呼吸器疾患に運動療法が有効
12.4 代謝性疾患と運動療法
A. メタボリックシンドロームと肥満症の運動療法
B. 糖尿病患者の運動療法
C. 脂質異常症と運動療法
12.5 骨・関節疾患と運動疾患(フレイルを含む)
A. 骨粗鬆症とは
B. 関節疾患には運動療法による訓練が必要
C. 骨折後の運動療法と留意点
12.6 神経・筋疾患と運動療法
A. 脳卒中の運動療法
B. パーキンソン病の運動療法