試験対応 新・らくらくミクロ経済学入門

茂木喜久雄・著

試験対応 新・らくらくミクロ経済学入門

発行
2021/01/26
サイズ
B5
ページ数
256
ISBN
978-4-06-522048-1
定価
2,420円(税込)
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内容紹介

「知識ゼロ」でも「数式嫌い」でも大丈夫! 大事なポイントがひと目でわかる。フルカラー化でますますわかりやすくなった!

目次

本書の特色と使い方
 難易度&出題率表(資格試験別予想出題率つき)
 「経済学」の試験攻略への学習計画の例

講義の開始前に
Set up 01 「経済学がわかる」ための準備
     1. 経済学的思考(単純なモデルをつくる)
     2. 体系の構築(木を見て森を見ず)
     3. 経済学の構成(ミクロとマクロ)
     4. グラフを読む(ただ1つの値を見つける)
     5. 本書の読み方(芋づる式学習法を身につける)
Set up 02 ミクロ経済学の体系
     1. ミクロ経済学の出場者と舞台
     2. 価格の決定(市場は動き出す)
     3. 市場の均衡
     4. ミクロ経済学の課題
     5. なぜ取引が行われるのか?
     6. もし、異なった価格が決定されたら?
     7. なぜ、政府の介入が必要なのか?

序章
らくらく便利 グラフの見方(茂木式・攻略三角形)
らくらく便利 微分のルール

第1章 消費者行動
Unit 01 最適消費計画
     1. 予算制約(使えるお金の範囲)
     2. 効用の表現(満足度を図式化する)
     3. 無差別曲線の導出(満足度をグラフにする)
     4. 無差別曲線の特徴
     5. 限界代替率
     6. 効用最大の消費量の決定
     7. 最適消費点における応用論点
らくらく計算 分数計算の復習と予算制約線の傾き(計算のテクニック)
Unit 02 所得変化の効果
     1. 所得の変化による予算制約線への影響
     2. 最適消費点の移動
     3. 財の分類(身近な財を分類してみよう)
     4. 所得消費曲線
     5. 所得弾力性
     6. エンゲル曲線
Unit 03 価格変化の効果
     1. 価格の変化による予算制約線への影響
     2. 価格の変化による均衡点の移動
     3. 代替効果と所得効果
     4. 価格効果のまとめ
Unit 04 価格弾力性
     1. 需要の価格弾力性
     2. 2本の需要曲線を比較する
らくらく計算 最適消費量の計算(計算のテクニック)
らくらく計算 需要の価格弾力性(計算のテクニック)
Unit 05 労働供給量の決定
     1. 予算制約線の導出
     2. 賃金率(時給)の変化
Unit 06 異時点間の消費理論
     1. 効用最大化行動
Unit 07 無差別曲線の種類
     1. 右下がりで原点に対して凸型
     2. 右下がりの直線
     3. 右上がり
     4. 横軸に水平
     5. 横軸に垂直
     6. L字型
     7. 原点に対して凹型
     8. 円形
らくらく計算 効用関数がコブ=ダグラス型なら裏ワザの応用可能!

第2章 生産者行動
Unit 08 利潤最大化計画
     1. 「利潤」とは何だろう?
     2. 費用をグラフにする
     3. 収入をグラフにする
     4. 利潤最大の生産量の決定
Unit 09 価格変化の効果
     1. 平均費用
     2. 費用構成
     3. 損益分岐点
     4. 操業停止点
Unit 10 長期の生産者行動
     1. 短期と長期
     2. 長期総費用曲線の導出
     3. 長期平均費用曲線
     4. 長期限界費用曲線
     5. 長期産業均衡

第3章 完全競争市場
Unit 11 価格の決定
     1. 市場の需要曲線
     2. 市場の供給曲線
     3. 完全競争市場の条件
     4. 価格調整メカニズム
     5. 需要曲線のシフト
     6. 供給曲線のシフト
     7. 均衡点が存在しないケース
Unit 12 市場の安定化
     1. ワルラス的調整過程
     2. マーシャル的調整過程
     3. 安定条件
     4. くもの巣理論
Unit 13 余剰分析
     1. 消費者余剰
     2. 生産者余剰
     3. 完全競争市場の効率性
     4. 税金の効率性
     5. 二重価格政策
Unit 14 純粋交換経済
     1. 純粋交換経済におけるシナリオ
     2. 契約曲線

第4章 不完全競争市場
Unit 15 独占企業の行動
     1. 総収入曲線の導出
     2. 利潤最大の生産量の考え方
     3. 限界収入曲線の導出
     4. 限界収入曲線と需要曲線の関係
     5. 利潤最大の生産量と価格の決定
     6. 独占利潤
     7. 余剰分析
     8. 差別価格
Unit 16 寡占企業の行動
     1. 屈折需要曲線の導出
     2. 価格の硬直性
Unit 17 ゲーム理論
     1. ナッシュ均衡
     2. ミニ・マックス原理
Unit 18 その他の寡占市場の論点
     1. 価格理論(1) フルコスト原理
     2. 価格理論(2) 参入阻止価格
     3. 売上高最大化仮説
     4. クールノー複占モデル
Unit 19 独遠的競争市場
     1. 独占的競争市場の短期均衡
     2. 独占的競争市場の長期均衡

第5章 市場の失敗
Unit 20 公共財
     1. 公共財の定義
     2. 最適供給量の決定
     3. リンダ―ル均衡
Unit 21 IS-LM-BP分析
     1. 外部不経済の発生
     2. 外部不経済の余剰分析
     3. 課税政策の実施
     4. コースの定理
Unit 22 費用逓減産業
     1. 費用逓減産業のグラフの特徴
     2. 限界費用価格形成原理
     3. 平均費用価格形成原理(独立採算制)
Unit 23 情報の不完全性
     1. モラル・ハザード
     2. 逆選択
Coffee break 身近なところにもモラル・ハザード
     3. 所得分配

第6章 国際貿易
Unit 24 貿易の余剰分析
     1. 自由貿易
     2. 保護貿易政策(関税)
Unit 25 国際分業と比較優位
     1. 国際分業のメカニズム

総まとめ 要点速攻チェック

索引