公衆栄養学概論 第2版

友竹浩之/郡俊之・編
シリーズ:
栄養科学シリーズNEXTシリーズ

公衆栄養学概論 第2版

発行
2020/03/25
サイズ
B5
ページ数
176
ISBN
978-4-06-518098-3
定価
2,860円(税込)
在庫
在庫あり

書籍を購入する

定価
2,860円(税込)

電子書籍

※価格は紙の本と異なります。また、書店によって価格が異なる場合もあります。※配信開始日は各書店により異なります。書店によっては取り扱いのない作品もございます。あらかじめご了承ください。
電子書籍版を見る

内容紹介

施策の対象となる人と、それを実施する人が見えてくる楽しい公衆栄養学。行政栄養士として地域で活躍するために必須の、公衆栄養プログラムの実施がわかるテキスト。各種データの更新と食事摂取基準2020に準拠して改訂。

目次

公衆栄養学概論 第2版【目次】

1. 公衆栄養学の概念

1.1 公衆栄養学の意義と目的

A. 公衆栄養とは

B. 公衆栄養学の位置づけ

1.2 公衆栄養活動の歴史

A. 公衆栄養活動の始まり(脚気対策)(1884(明治17)年)

B. 栄養士養成の始まり(1914(大正3)年)

C. 栄養調査の始まり(1945(昭和20)年)

D. 法の整備

E. 健康づくり対策(1978(昭和53)年~)

2. 公衆栄養マネジメント

2.1 公衆栄養活動の進め方

A. 都道府県レベルの公衆栄養活動

B. 市町村レベルの公衆栄養活動

C. 公衆栄養活動における住民参加

2.2 公衆栄養のマネジメントサイクル

A. 公衆栄養マネジメント

B. 公衆栄養マネジメントの基本的考え方

2.3 公衆栄養プログラム

A. 公衆栄養プログラムの目標設定

B. 公衆栄養プログラムの計画

C. 公衆栄養プログラムの実施

D. 公衆栄養プログラムの評価改善

3. 栄養疫学

3.1 栄養疫学に必要な指標

A. 指標の尺度

B. 健康に関連する事象の発生の頻度を表す指標

C. 健康に関連する事象の発生の分布

D. 要因

E. 疫学における既存資料の活用

3.2 食習慣と健康・生活習慣病に関する栄養疫学研究の例

A. 飽和脂肪酸と心筋梗塞発症リスクの研究

B. 野菜と果物の摂取との循環器疾患死亡リスクの研究

C. 食べる速さと体格の関連についての研究

3.3 栄養疫学調査

A. 観察研究

B. 介入研究

C. 疫学研究の信頼性

D. システマティックレビューとメタアナリシス

3.4 食事調査

A. 食事調査の種類と方法

B. 食事摂取基準による食事調査の結果評価

4. わが国の健康・栄養問題の現状と課題

4.1 国民の健康状態と公衆栄養施策の変遷

A. 人口構成の変化

B. 疾病構造の変化

C. 健康づくり対策の変遷

4.2 食生活の変化について

A. 国民健康・栄養調査の沿革

B. 栄養素等摂取量の推移

C. 食品群別摂取量の推移

D. 食習慣の変化

E. 身体状況の推移

4.3 高齢社会の健康・栄養問題

A. 高齢者の現状

B. 高齢者の健康・栄養政策

C. 介護保険制度

D. 認知症対策

E. 低栄養に対する目標

F. 食生活にかかわる運動関連の取り組み

4.4 食料需給と自給率

A. 食料自給率の国際比較

B. 日本の食料自給率の現状

5. わが国の健康・栄養政策

5.1 公衆栄養の施策と法規

A. 地域保健法

B. 健康増進法

C. 食育基本法

D. 高齢者の医療の確保に関する法律

E. 食品表示法

5.2 健康日本21(第2次)

A. 健康日本21(第2次)の具体的目標値と中間評価

B. 健康日本21(第2次)の活動と評価

5.3 特定健診・特定保健指導

A. 特定健康診査

B. 特定保健指導

5.4 健康・栄養指導の指針やガイドライン

A. 食生活指針

B. 食事バランスガイド

C. 健康づくりのための身体活動基準2013

6. 諸外国の健康・栄養政策

6.1 世界の健康・栄養問題の現状と課題

A. 諸外国の栄養・健康問題

B. 健康・栄養状態の国際比較

6.2 国際機関の健康・栄養施策

A. WHO の健康・栄養施策

B. FAO の健康・栄養施策

C. WHO,FAO 合同の施策

D. その他の国際機関などの健康・栄養施策

E. 日本の国際保健政策と栄養活動

付録1:日本人の食事摂取基準(2020年版)

付録2:西暦・元号対照表

参考書,参考HP

索引