絵でわかるマクロ経済学

茂木喜久雄・著
シリーズ:
絵でわかるシリーズ

絵でわかるマクロ経済学

発行
2019/01/15
サイズ
A5
ページ数
223
ISBN
978-4-06-513305-7
定価
2,420円(税込)
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在庫あり

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内容紹介

資格試験界のカリスマ講師がおくる、マクロ経済学の新しい入門書。日常生活の例で考え方の概要をつかみ、イラストでしっかりイメージしながら理解しよう。年々進化している公務員試験 の最新傾向も解析ずみ。

目次

第1部 マクロ経済学を学習するためのツールと舞台設定
Unit 01 マクロ経済学のあらまし
1 政府の市場への介入
2 経済学の構成(ミクロとマクロ)
3 古典派とケインズ(ケインズ派)
4 セイの法則と有効需要の原理
5 政府の財源(最近の日本のケース)
6 政府活動の支出(最近の日本のケース)
Unit 02 マクロ経済学の舞台設定
1 誰がどのようなものを取引するのか?
2 マクロ経済学の舞台(マクロ・モデル)
Unit 03 国民所得とは何か? どうやって計測されるの?
1 国民所得とは?
2 三面等価の原則
Unit 04 経済の波及効果を計算する
1 無限等比級数の和
2 無限等比級数と波及効果

第2部 マクロ経済学の理論
Unit 05 財市場分析(45度線分析)① 基本的な用語のチェック
1 「限界」という見方
2 フローとストック
3 名目と実質
4 インフレとデフレ
5 90年代後半からの貿易の変化
6 円高と円安
7 どうして円高になるのか?
Unit 06 財市場分析(45度線分析)② どのように国民所得が決まるのか?
1 消費関数(C)
2 貯蓄関数(S)
3 投資関数(I)
4 総需要(YD)と総供給(YS)
5 投資乗数
Unit 07 財市場分析(45度線分析)③ 政府支出はどれくらい経済効果があるのか?
1 政府支出(G)
2 税金(T)
3 政府支出と減税
4 均衡予算乗数
5 所得の連鎖と乗数
Unit 08 財市場分析(45度線分析)④ なぜ日本は観光立国をめざすのか?
1 輸出(X)と輸入(M)
2 開放マクロ・モデル
3 ISバランス式
Unit 09 財市場分析(45度線分析)⑤ 完全雇用を達成させる!
1 総需要(YD)と総供給(YS)のグラフ(民間のみのケース)
2 デフレ・ギャップとインフレ・ギャップ
3 総需要管理政策
Unit 10 貨幣市場分析① 今のお金と、将来のお金
1 利子率(r)とは何か?
2 割引現在価値
3 投資決定と割引現在価値
Unit 11 貨幣市場分析② どうしてお金を持っているのか?
1 お金の役割
2 貨幣の機能
3 お金を持つ根拠は? 貨幣需要(MD)の動機(1)
4 債券価格の計算 貨幣需要(MD)の動機(2)
Unit 12 貨幣市場分析③ お金は「見かけ上」は増える!
1 経済全体のお金の量
2 信用創造の考え方
Unit 13 貨幣市場分析④ 日銀も市場に介入します!
1 日本銀行(日銀)の役割
2 金融政策
Unit 14 IS-LM分析① IS曲線とLM曲線の導出
1 IS曲線の描きかた
2 IS曲線のシフト
3 財政政策とIS曲線のシフト
4 LM曲線の描きかた
5 LM曲線のシフト
6 古典派の貨幣市場
Unit 15 IS-LM分析② クラウディング・アウト
1 財市場、貨幣市場の同時均衡
2 古典派による財政政策の無効性の主張
3 ケインズのクラウディング・アウト
4 最適な消費量の決定
Unit 16 労働市場分析 どうやって失業を解消させるべきか?
1 古典派の労働市場の考え方
2 ケインズの労働市場の考え方
3 非自発的失業の解消
Unit 17 国民経済計算 統計上のモノサシで経済をみます
1 国内概念と国民概念
2 固定資本減耗
3 所得面からのアプローチ
4 国民所得(NI)
5 支出面からのアプローチ