絵でわかるミクロ経済学

茂木喜久雄・著
シリーズ:
絵でわかるシリーズ

絵でわかるミクロ経済学

発行
2018/09/21
サイズ
A5
ページ数
207
ISBN
978-4-06-513055-1
定価
2,420円(税込)
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在庫あり

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内容紹介

ベストセラー著者がおくる最新入門書。日常生活を例に、ミクロ経済学のおおまかな考え方をやさしく解説。概要がわかったうえで、イラストでしっかりイメージしながらスラ スラ理解できる! 公務員試験教養科目の範囲までバッチリカバー、最新傾向にも対応ずみ!

目次

第1部 街を歩いてミクロ経済学を観察しよう
Unit 01 機会費用について考えよう
1 最善策を考える
2 大学進学のコストを考える(機会費用)
3 機会費用と国際分業(比較優位)
Unit 02 限界費用について考えよう
1 「1個」の費用(平均費用と限界費用)
2 追加費用の特徴(費用曲線の形状)
Unit 03 「人件費」という固定費用はなかなか削減できなかった!
1 平均費用とスケールメリット
2 平均費用と多角化(範囲の経済)
Unit 04 価格を決めるのは誰だ?
1 ミクロ経済学で使用するツール
2 消費者と生産者(合理的行動)
3 市場の力と価格の決定(均衡価格)
Unit 05 どうして政府の介入が必要なのか?
1 望ましい市場の達成(余剰分析)
2 独占市場の余剰分析
Unit 06 どんな理由でグラフが動くのか?
1 需要曲線のシフト(代替財と保管財)
2 供給曲線のシフト
Unit 07 供給曲線もまたさまざまなタイプがあります
1 供給曲線の傾き
2 価格の変動を抑えるには?(野菜工場と価格)
Unit 08 人それぞれの需要曲線がある
1 需要の価格弾力性
2 高くてもよい人には高く、安く買いたい人には安く売る(差別価格戦略)
Unit 09 無料で遊べるゲーム、メーカーは初動の利潤を見逃さない!
1 価格差別化ではなく、製品差別化
2 ヒット商品はマネられる(短期と長期)
Unit 10 ネットショップは、上位表示の争奪戦だった
1 「1分きざみ」の価格競争
2 他社の行動で自社の行動が決まる(追随と静観)

第2部 経済学を勉強するための準備
Unit 11 グラフは経済学の最大のツール
1 グラフの「傾き」を抜き取って、新たにグラフをつくってみる
2 接線の「傾き」
3 原点からの「傾き」
4 制約条件があるケース
5 経済学の問題で1つの値をみつけるパターン
Unit 12 やりかたさえわかれば微分は超らくらく
1 微分の計算手法
2 微分の計算の例

第3部 経済理論
Unit 13 生産者はどのように利潤最大の生産量を決定するのか?
1 費用と収入をグラフに表す
2 利潤が最大になる生産量を求める
Unit 14 どうして生産者はコスト削減に力点を置くのか?
1 平均費用をグラフに表す(準備しておくツール1)
2 平均費用に関する知識(準備しておくツール2)
3 平均費用(AC)と面積の分析
4 損益分岐点のグラフ
5 固定費用との格闘
Unit 15 消費者はどのように効用最大の消費量を決定するのか?
1 予算制約(財布のなか=使えるお金)
2 満足度をグラフ化させる
3 無差別曲線の傾き(限界代替率)
4 最適な消費量の決定
Unit 16 政策担当者は何を基準に政策を打ち立てているのだろうか?
1 個別需要曲線・市場需要曲線の導出
2 市場供給曲線
3 完全競争市場
Unit 17 独占企業はどのように価格を決定するのか?
1 独占企業の収入
2 独占企業の利潤最大の生産量
Unit 18 税金の力で環境問題を解決します!
1 共有地の悲劇
2 有料レジ袋、有料ゴミ袋
3 外部不経済の内部化政策
Unit 19 海外から安い輸入品が入ってきたら?
1 自由貿易と保護貿易
2 関税実施後の総余剰