赤外分光法

古川行夫・編著

赤外分光法

発行
2018/04/24
サイズ
A5
ページ数
320
ISBN
978-4-06-156904-1
定価
5,280円(税込)
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内容紹介

測定原理、装置の構成、実際の測定法からデータ解析まで赤外分光法のすべてがわかる。ライブラリサーチ、定量分析、ケモメトリックスといったデータ解析を学びたい方や、ダイナミック赤外分光・多角入射分解分光(MAIRS)法、ナノ赤外分光などの先端的な測定法を知りたい方にはお薦めの1冊です。

目次

第1章 赤外分光法の過去・現在・未来

第2章 赤外分光法の基礎
2.1 赤外吸収スペクトル
2.2 分子振動からのアプローチ
2.3 電磁気学からのアプローチ

第3章 フーリエ変換赤外分光測定および分光計
3.1 フーリエ変換赤外分光測定の基礎
3.2 フーリエ変換赤外分光計

第4章 赤外スペクトルの測定
4.1 バルク試料の透過吸収測定
4.2 界面を利用した測定法
4.3 顕微・イメージ測定

第5章 赤外スペクトルの解析
5.1 ライブラリーサーチ
5.2 定量分析
5.3 ケモメトリックス
5.4 群論を用いた解析
5.5 グループ振動による解析

第6章 赤外分光法の先端測定法
6.1 ダイナミック赤外分光
6.2 多角入射分解分光(MAIRS)法
6.3 ナノ赤外分光

付録A 界面での連続条件
付録B Abelesの伝達行列法
付録C クラマース・クローニッヒの関係式
付録D 無機イオンの振動スペクトル