はじめてのトライボロジー

佐々木信也/志摩政幸/野口昭治/平山朋子/地引達弘/足立幸志/三宅晃司・著
シリーズ:
はじめてシリーズ

はじめてのトライボロジー

発行
2013/05/20
サイズ
A5判
ページ数
255
ISBN
978-4-06-156522-7
定価
3,080円(税込)
在庫
在庫あり

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内容紹介

基礎から応用までが、この1冊でわかる!
・今をときめく研究者が贈る教科書なので、向かうところ敵なしのわかりやすさです!
・実務に出ても役に立つ知識と考え方を身につけよう!
・表面分析、表面改質、トライボマテリアル、ナノトライボロジーについても詳しく解説。

目次

第1章 トライボロジーとは
 1.1 トライボロジーの語源
 1.2 トライボロジーの歴史
 1.3 トライボロジーの位置づけ
 1.4 トライボロジーが目指すもの
第2章 固体の表面と接触
 2.1 表面の形状
 2.2 表面・表層の構造と性質
 2.3 固体同士の接触
第3章 摩 擦
 3.1 すべり摩擦
 3.2 摩擦の凝着理論
 3.3 転がり摩擦
 3.4 摩擦面温度と閃光温度
 3.5 摩擦振動とスティック・スリップ現象
第4章 潤滑油とグリース
 4.1 潤滑油の作用
 4.2 潤滑油の組成とその種類
 4.3 潤滑油の性状
 4.4 グリース
第5章 境界潤滑と混合潤滑
 5.1 ストライベック曲線と摩擦の三形態
 5.2 境界潤滑に関する研究の歴史
 5.3 境界潤滑のモデル
 5.4 化学吸着による境界潤滑膜とトライボフィルム
 5.5 境界潤滑膜の性質
 5.6 境界潤滑膜の分析
 5.7 混合潤滑状態のモデル
第6章 流体潤滑と弾性流体潤滑 
 6.1 流体潤滑に関する研究の歴史
 6.2 レイノルズ方程式の基礎
 6.3 レイノルズ方程式の一般化
 6.4 真円ジャーナル軸受への適用
 6.5 修正レイノルズ方程式
 6.6 流体潤滑理論の応用
 6.7 弾性流体潤滑理論
第7章 摩 耗
 7.1 摩耗に関する用語と摩耗の捉え方
 7.2 摩耗の評価
 7.3 摩耗に影響を及ぼす因子
 7.4 耐摩耗設計
第8章 トライボマテリアルと表面改質 
 8.1 トライボマテリアルに求められる性質
 8.2 トライボマテリアルの種類
 8.3 表面改質
第9章 摩擦・摩耗試験 
 9.1 摩擦・摩耗試験の目的と分類
 9.2 摩擦・摩耗試験の特徴
 9.3 摩擦・摩耗試験機
 9.4 摩擦・摩耗試験で留意すべきこと
第10章 表面の計測・分析 
 10.1 表面の計測・分析の目的と意義
 10.2 表面の計測・分析技術
 10.3 表面の計測・分析で留意すべきこと
第11章 機械要素
 11.1 軸受の種類と特性
 11.2 転がり軸受
 11.3 すべり軸受
 11.4 トラクションドライブ
第12章 ナノトライボロジー
 12.1 すべり摩擦のおさらい
 12.2 ナノトライボロジー
 12.3 単一接触の摩擦特性
付録A 任意の曲面の接触
付録B ダイバージェンスフォーミュレーション法による離散化プロセスとプログラム例

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