理工系のための解く!電気回路1交流・基礎編

石井六哉/竹村泰司/濱上知樹/市毛弘一・著
シリーズ:
理工系のための解く!シリーズ

理工系のための解く!電気回路1交流・基礎編

発行
2010/03/31
サイズ
A5判
ページ数
190
ISBN
978-4-06-155776-5
本体
2,400円(税別)
在庫
在庫無し

内容紹介

回路を理論的に解析するには,それなりの練習が必要である.
また,実際に自分で問題を解くことにより,回路解析についての深い理解が得られる.
ただ講義を聴くだけでなく,自ら手を使う演習の重要性が強く指摘されている.
本書は,学生諸君が自ら回路解析を行うことができるように,学生の立場に立って企画・編集された.
本書では,回路解析を行うための方程式のたて方からはじまり,
複素数を使って,正弦波定常状態の回路素子の電圧,電流を求める方法を説明している.
さらに複素数で表した電圧や電流を使って,回路に消費される電力を求める簡単な方法や変成器の扱い方などを導いており,
この方法がいかに巧みな方法であるかを垣間見ることができるであろう.
まず,重要な事項の説明と例題により,基本的な解法と考え方を復習する.
次に「解く!」では,読みながら空欄を埋めることにより,理解度を確かめ,かつ解法を自分のものとすることができる.
つまり,簡単な手ほどきを受けながら,自ら解くという過程である.
その後「練習問題」では助けを受けることなく自分で解くことに挑戦し,回路の定常状態の解析方法を身につける.
「練習問題」については,後ろに詳細な解を示しているので,読者の導いた結果と比較・確認できるように配慮している.
このように段階を追って,自分の力が伸びていくのを実感してもらうのも,本書の特徴の1つである.(本書まえがきより抜粋)

目次

まえがき

第0章 はじめに
 0.1 回路素子の図記号
 0.2 電気回路で用いられる単位系

第1章 電気回路の基礎
 1.1 直流電源と交流電源
 1.2 特殊な電源
 1.3 回路素子
 1.4 回路接続とキルヒホッフ法則
 1.5 回路方程式のたて方

第2章 交流回路
 2.1 正弦波
 2.2 複素数
 2.3 正弦波の複素表示
 2.4 正弦波交流回路の定常状態
 2.5 複素表示された回路方程式
 2.6 正弦波交流回路の定常解の求め方
 2.7 複素表示を用いた回路解析
 2.8 正弦波の複素表示と振幅・位相
 2.9 インピーダンス・アドミタンス

第3章 電力とエネルギー
 3.1 瞬時値とエネルギー
 3.2 回路で消費される電力
 3.3 さまざまな電力
 3.4 電力に関する保存量
 3.5 回路に蓄積されるエネルギー

第4章 変成器とその性質
 4.1 相互インダクタンスと変成器
 4.2 密結合変成器
 4.3 理想変成器
 4.4 変成器に蓄積されるエネルギー

第5章 2 端子対回路
 5.1 2 端子対回路の行列表示
 5.2 2 端子対回路の行列表示(F 行列)
 5.3 各行列の性質
 5.4 2 端子対回路の接続(直列接続,並列接続)
 5.5 2 端子対回路の接続(縦続接続)

第6章 付録
 6.1 ブリッジ回路
 6.2 非線形素子
 6.3 重ね合わせの定理
 6.4 テブナンの定理,ノートンの定理
 6.5 節点解析・網目解析
 6.6 クラメールの公式

練習問題 詳解
索引