絶対わかる化学熱力学

齋藤勝裕/浜井三洋・著
シリーズ:
絶対わかる化学シリーズ

絶対わかる化学熱力学

発行
2008/05/01
サイズ
A5判
ページ数
190
ISBN
978-4-06-155063-6
本体
2,400円(税別)
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書籍在庫無し

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内容紹介

最後まですらすら読めて理解も進む絶対読み切れる熱力学の本!!

難しい数式,定義を一つ一つ理解することも大切.でも,ともかく一度読み通すことが理解の早道.全体像をつかめば数式なんて怖くない.H,S,U,G,A,E,Q,W ・・・ 熱力学のアルファベットもすらすらわかる.

"化学熱力学は多彩な内容を含んでいる.分子の運動は化学熱力学の重要な課題の一つである.原子・分子といったミクロな視点ではなく,マクロな視点で物質の性質を解明する体系として化学熱力学は成り立っている.しかしながら,物質が非常に小さい分子からできているため,まず,分子やその集合体について理解し,その後,マクロな視点から学ぶこととする."
・・・・・・(本書"1章本文"より)

目次

第 I 部 熱力学基礎の基礎
1 章 気体分子の性質
 1 分子の質量
 2 物質量
 3 理想気体
 4 理想気体状態方程式
 5 実在気体状態方程式
 6 混合気体
2 章 分子の速度とエネルギー
 1 分子の運動
 2 気体分子の運動
 3 圧 力
 4 気体分子の速度
 5 分子のエネルギー
 6 気体分子の運動エネルギー
 7 乱雑と確率
 8 エネルギーの分布
 9 エネルギーのボルツマン分布
 10 速度のマクスウェル-ボルツマン分布
コラム:平均と根平均二乗
コラム:運動速度の計算
コラム:気体分子の飛行速度
第 II 部 反応とエネルギー
3 章 熱・仕事・エネルギー
 1 熱・仕事・エネルギー
 2 内部エネルギー
 3 系と外界
 4 熱力学一法則
 5 仕事と体積変化
 6 定圧変化と定容変化
4 章 エンタルピー
 1 エンタルピー
 2 モル熱容量
 3 分子構造とモル熱容量
 4 等温変化と断熱変化
 5 断熱過程
 6 循環過程
5 章 熱化学方程式
 1 熱化学方程式
 2 ヘスの法則
 3 標準燃焼エンタルピーΔcH゚
 4 標準生成エンタルピーΔfH゚
 5 結合エンタルピー
 6 エンタルピーの温度変化
コラム:エンタルピー変化を求めてみよう
6 章 エントロピー
 1 乱雑さ
 2 整然と乱雑
 3 乱雑さとエントロピー
 4 熱量とエントロピー
 5 エントロピーと分子構造
7 章 変化とエントロピー
 1 エントロピーと温度変化
 2 エントロピーと体積,圧力変化
 3 濃度変化とエントロピー
 4 エントロピーと状態変化
 5 標準エントロピー S゚ と標準生成エントロピーΔfS゚
 6 トルートンの規則
 7 演習問題と問題
コラム:定常状態と平衡状態
第 III 部 平衡の性質
8 章 ギブズエネルギー
 1 反応とエネルギー
 2 反応とエントロピー
 3 ギブズエネルギーとヘルムホルツエネルギー
 4 反応の方向
 5 ギブズエネルギーと温度・圧力
コラム:反応に伴うエントロピー変化を求めてみよう
コラム:ギブズエネルギーを求めてみよう
9 章 化学反応と化学平衡
 1 反応の種類
 2 活性化エネルギー
 3 反応速度定数
 4 平衡と速度定数
 5 平衡とギブズエネルギー
 6 ル・シャトリエの原理
 7 平衡定数の温度変化
コラム:平衡定数の値を求めてみよう
10 章 状態の変化
 1 物質の三態
 2 物質の状態
 3 状態図
 4 相 律
 5 多成分系
 6 相変化とエントロピー,自由エネルギー
コラム:臨界状態
コラム:三態以外の状態
第 IV 部 溶液の性質
11 章 溶 液
 1 溶 解
 2 溶解度
 3 溶解のエネルギー
 4 気体の溶解
 5 蒸気圧
 6 溶液の蒸気圧降下
 7 沸点上昇・凝固点降下
 8 蒸気圧の温度変化
 9 浸透圧
コラム:水に溶ける窒素の量を求めてみよう
コラム:モル分率と分圧を求めてみよう
コラム:逆浸透
12 章 電解質溶液と酸化・還元
 1 イオン
 2 電解質と酸化・還元
 3 電離平衡
 4 活 量
 5 溶解度積
 6 イオン化傾向
 7 酸化・還元
13 章 電気化学
 1 ボルタ電池
 2 ダニエル電池
 3 起電力
 4 ネルンストの式
 5 種々の電池
 6 二次電池
 7 電気分解
コラム:ダニエル電池の起電力
索 引