有機反応のしくみと考え方

東郷秀雄・著

有機反応のしくみと考え方

発行
2002/04/20
サイズ
A5判
ページ数
286
ISBN
978-4-06-154308-9
本体
3,900円(税別)
在庫
在庫無し

内容紹介

基礎から最新の反応の新理論までよくわかる!
膨大な数の有機反応も単純な原理で説明がつく。基礎から超分子など新しい反応を説明する新理論まで、その理論と実際の反応への適用をわかりやすく見やすく解説。

しくみがわかると理解も進む
“有機反応論という学問は、これら有機化学に含まれる膨大な有機素反応を反応経路ごとに解明し、反応機構面から整理し、軌道論的に解釈していくことである。これらの反応機構を理解し、遷移状態や素反応における各反応段階の最も遅い段階(律速段階)を理解することは、化学収率の向上や選択性の向上(官能基選択性:Chemoselectivity、位置選択性:Regioselectivity、立体選択性:Stereoselectivity)につながるとともに、新しい中間体や生成物の予想、新しい反応の提案などにもつながる。”――(本書“はじめに”より)

目次

1 分子の構造と結合
2 化学反応の電子的効果:電子のかたより
3 分子の構造と色:電子の遷移と吸収波長
4 有機化合物の酸・塩基:プロトンの働き
5 有機反応構造の方法論
6 飽和炭素原子上での求核置換反応の起こり方
7 芳香族化合物の置換反応はどこが違う
8 求電子付加反応の起こり方
9 求核付加反応の起こる条件:カルボニル化合物の反応
10 脱離反応を左右する立体条件
11 転位反応は電子欠損原子上で起こる
12 フロンティア軌道論とウッドワード・ホフマン則
13 有機フリーラジカル反応の特徴
14 ネットワークの形成と超分子:水素結合とハロゲン結合
15 有機金属と不斉反応:場の発想
16 酵素反応の有機化学的解析
17 グリーンケミストリー