現代物性化学の基礎 ―化学結合論によるアプローチ―

小島憲道/下井守・編

現代物性化学の基礎 ―化学結合論によるアプローチ―

発行
2003/03/10
サイズ
A5判
ページ数
240
ISBN
978-4-06-154304-1
本体
2,900円(税別)
在庫
在庫無し

内容紹介

現代化学の基礎を要領よくまとめた教科書。
元素の物理・化学的性質を把握し、新しい機能性や物性現象を発現させる物性化学の分野が、自然科学の他の分野と密接に関係のあるものだという事を学生に明示する。

目次

第1章 元素の科学
1.1 元素の誕生と人工元素最前線
1.2 元素の核崩壊とその応用
1.3 元素と周期律
1.4 原子の量子論と電子構造

第2章 化学構造式と分子構造
2.1 ルイス構造
2.2 共鳴
2.3 VSEPR則
2.4 混成軌道

第3章 分子の化学結合と分子軌道
3.1 分子の形と対称性
3.2 水素分子イオン
3.3 等核2原子分子
3.4 異核2原子分子
3.5 多原子分子

第4章 π電子をもつ有機化合物の分子軌道と性質
4.1 ヒュッケル分子軌道法
4.2 分子軌道から理解できる分子の構造と性質
4.3 分子軌道と化学反応

第5章 配位結合の化学
5.1 配位結合
5.2 ルイスの酸・塩基
5.3 金属錯体の立体化学
5.4 金属錯体の結合(配位子場理論)
5.5 遷移金属錯体の色の起源
5.6 金属錯体の磁性

第6章 化学結合と結晶構造
6.1 単位格子と晶系
6.2 金属結合結晶
6.3 共有結合結晶
6.4 非金属元素の同素体
6.5 イオン結晶

第7章 分子集合体とその物性化学
7.1 ファンデルワールス相互作用とその役割
7.2 電荷移動錯体の性質
7.3 水素結合と分子認識

第8章 発展する物性化学
8.1 導電性プラスチックの開発
8.2 超伝導物質の化学
8.3 発展する分子磁性体
8.4 生命科学との接点