入門 多変量解析の実際 第2版

朝野煕彦・著

入門 多変量解析の実際 第2版

発行
2000/10/20
サイズ
A5判
ページ数
206
ISBN
978-4-06-153963-1
定価
3,080円(税込)
在庫
在庫無し

内容紹介

好評の1冊がよりわかりやすく、より便利に
1.数式展開はできるだけ避け、絵と言葉で多変量解析のイメージを伝える
2.実務の現場で利用頻度が高い手法をカバーする
3.計算はコンピュータに任せてよいが、ユーザーはアウトプットの意味がわかる必要がある
多くの支持を得た3つの方針をそのままに、その後の読者の声を取り入れて丁寧に書き直した改訂版

目次

1 ウォーミングアップ -下準備と本書のパノラマ-
はじめの言葉と終わりの言葉/基礎的な概念と道具/そのほかの用語の説明/本書のパノラマ

2 コレスポンデンス分析と数量化理論 III 類 -製品やブランドをポジショニングする-
パターン分類の思想/数量化理論 III 類による都市イメージの分析/数量化理論 III 類によるテレビ番組嗜好の分析/コレスポンデンス分析を用いたシャンプーのポジショニング分析/パターン分類を使いこなすコツ

3 主成分分析 -情報を集約する-
主成分分析とは何か/スキー・ブランドのマップ/主成分分析はこう使う/カテゴリー・データの処理

4 因子分析 -隠された構造を可視化する-
イメージを測定する/因子分析はこう読む/SD法の顛末/主成分分析との区別/因子分析の泥沼

5 クラスター分析 -新しいセグメントを発見する-
クラスター分析はこう使う/OLのセグメンテーションの事例/人気企業の時系列変化を追う/クラスター分析の迷路

6 重回帰分析と数量化理論 I 類 -市場性を予測する-
重回帰分析早わかり/広告注目率の予測/重回帰分析で困ること

7 正準相関分析と判別分析 -多変量解析の総本山に迫る-
孫悟空の世界/正準相関分析のイメージ/数量化理論 II 類によるチャネルの分析/判別分析におけるマルチコ対策

8 コンジョイント分析 -新製品のコンセプトを開発する-
コンジョイント分析の思想/コンジョイント分析はこう進める/コンセプト・ジェネレーション/パソコン・ソフト/応用の動向/シミュレーション/まとめ

9 トラブル・シューティング
多変量解析で本当に「予測」できるのか/時系列比較が難しい/多変量解析で母集団推計をどうするか/消費者行動は線型か/データそのものの問題

10 ユーザーのための多変量解析
多変量解析のソフトウェア/ユーザーがメーカーに望むこと/多変量解析を使いこなす5つの秘訣