大学院 原子核物理

中村誠太郎・編

大学院 原子核物理

発行
1996/10/10
サイズ
A5判
ページ数
250
ISBN
978-4-06-153225-0
本体
5,340円(税別)
在庫
在庫無し

内容紹介

基礎から最前線までをコンパクトにまとめる。素粒子論の実験の場としての原子核というとらえ方で、主要な発展分野を簡潔に紹介する。さらに核融合の展望と問題点、常温核融合にもふれる。

目次

1章 核融合への道
  1.序論
  2.核融合炉成立の条件
  3.トカマク型核融合装置
  4.プラズマの磁場閉じ込め
  5.プラズマの閉じ込め
  6.プラズマの加熱、電流駆動
  7.プラズマと壁との相互作用、トカマク型核融合炉
  8.ステラレーター
  9.慣性核融合
 10.常温核融合
 11.将来の核融合炉の見通し、結論
 
2章 原子核モデル
  1.はじめに
  2.平均ポテンシャルとシェル・モデル
  3.アルファ・クラスター・モデル
  4.原子核の変形と液滴モデル
  5.相互作用するボゾン・モデル
  6.おわりに

3章 不安定核による実験
  1.はじめに
  2.不安定核ビームの生成
  3.不安定核の構造
  4.原子核の密度分布
  5.極限原子核の生成

4章 核力の多面性
  1.はじめに
  2.核力の概括的性質
  3.核力の一般形
  4.1π交換力(OPEP)の導出-遠距離の核力-
  5.状態分類と核力演算子の行列要素
  6.重陽子の構造
  7.散乱現象と現実的核力
  8.中間領域の核力-1ボソン交換(OBE)模型-
  9.核物質の凝縮相と核力
 10.おわりに

5章 ベータ崩壊と対称性の破れ
  1.はじめに
  2.放射能の発見
  3.ベータ崩壊の理論
  4.対称性とその破れ

付録 ディラック方程式