非平衡系の科学 1反応・拡散・対流の現象論

北原和夫/吉川研一・著

非平衡系の科学 1反応・拡散・対流の現象論

発行
1994/06/20
サイズ
A5判
ページ数
210
ISBN
978-4-06-153211-3
本体
3,210円(税別)
在庫
在庫無し

内容紹介

生きている系を理解するための待望の教科書。自然科学のあらゆる分野で現在最も注目されている不可逆現象と構造形成を、熱力学・流体力学・確率過程・化学反応・相転移理論を土台に、図も多用して平易に解説。

目次

1 プロローグ

2 非平衡熱力学・巨視的理論
  1.歴史的概観
  2.平衡熱力学
  3.流体力学
  4.非平衡熱力学
  5.線形熱力学
  6.エントロピー生成に関する原理
  7.拡張された熱力学

3 ゆらぎと確率過程
  1.平衡系のゆらぎ
  2.確率過程
  3.熱力学ゆらぎ現象論
  4.非平衡ゆらぎとオンサーガーの相反定理
  5.連続体
  6.ボルツマン方程式

4 相転移の動力学
  1.相転移とは何か
  2.ランダウの現象論
  3.非一様な系の動力学

5 非線形動力学(常微分系)―化学反応を中心に―
  1.化学反応は典型的な非線形の動力学系
  2.酵素反応にみられる非線形特性
  3.化学反応のシステム動力学
  4.等温系での多重安定性
  5.多重安定性--マッシュルーム・孤島--
  6.温度によるフィードバックのある反応系での多重安定性
  7.等温系での化学振動
  8.3変数系
  9.2ステップの発熱反応が結合する系(CSTR)
  10.オレゴネーター(BZ反応のモデル式)

6 非線形動力学--時空間の秩序と乱れ--
  1.双安定メディアでの進行波
  2.興奮メディア(媒体)での進行波・パターン形成
  3.ラセン波
  4.振動メディアでの進行波
  5.チューリング不安定性--静止パターン--
  6.ベナール対流--流体のバターン形成--
  7.対流パターンとカオス