できる技術者・研究者のための特許入門 元特許庁審査官の実践講座

渕 真悟・著

できる技術者・研究者のための特許入門 元特許庁審査官の実践講座

発行
2014/11/20
サイズ
A5判
ページ数
185
ISBN
978-4-06-153152-9
本体
2,400円(税別)
在庫
在庫あり

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2,400円(税別)

内容紹介

拒絶理由通知なんて怖くない! 全技術者・研究者必携!

・書類作成に役立つチェックリストが超便利。
・誰も教えてくれなかったノウハウが満載。

本書は,元特許庁審査官の立場から,「研究開発者は特許の世界の考え方をこのように理解してみたらどうだろうか」と紹介するものであり,2部構成になっています。

・前半(1~3章)では,特許出願または審査を初めて経験する方に,一般的な特許知識を理解してもらう。
・後半(4~9章)では,特許出願や審査官対応の経験がある方を念頭に,「特許出願プロセス」「特許審査プロセス」で生じるであろう疑問を解消してもらう。

......自分の特許の出願プロセスや審査官対応の各段階において,本書を片手に持ち,自分の開発技術を特許の世界で考えると,どのようになるのかを理解するよう努めてください。
(本書「まえがき」より)

【著者紹介】
渕 真悟
1975年生まれ。1999年名古屋大学大学院工学研究科材料機能工学専攻博士前期課程修了。2002年同大学大学院工学研究科材料機能工学専攻博士後期課程短縮修了。博士(工学)。
1999年より約7年間特許庁に勤務し,特許審査に従事。名古屋大学大学院工学研究科助教などを経て,2013年より青山学院大学理工学部准教授。
化合物半導体量子構造やガラス蛍光体などの光電子材料の開発,デバイス作製,応用を研究している。
理工系の教育研究に加え,名古屋大学時代は知的財産部の知財アソシエイトとしても活動。また,審査官の経験に基づいた特許セミナーや講演などを,全国の大学等で数多く行う。

目次

第1章 特許概説
1.1 知的財産の中の特許の位置づけ
1.2 特許によってできること
1.3 特許権の使い方

第2章 特許取得の方法
2.1 手続き
2.2 出願書類の準備
2.3 特許庁内の出願書類の流れ
2.4 取得費用
2.5 特許権取得までの時間

第3章 特許審査
3.1 審査官とは
3.2 特許の権利範囲
3.3 審査の手順
3.4 新規性と進歩性

第4章 明細書案の作成
4.1 【発明を実施するための形態】の作成
4.2 【従来技術】の作成
4.3 【発明が解決しようとする課題】の作成
4.4 【課題を解決するための手段】の作成

第5章 特許請求の範囲の作成
5.1 発明した技術の把握
5.2 上位概念化
5.3 多機能化の検討
5.4 特許請求の範囲,課題,課題解決手段の整理

第6章 先行技術文献の調査
6.1 先行技術文献調査の概要
6.2 テキスト検索の実施
6.3 Fタームとは
6.4 Fターム検索

第7章 新規性・進歩性を考える
7.1 特許請求の範囲を切る
7.2 先行技術文献との比較
7.3 特許請求の範囲に基づく新規性の判断
7.4 特許請求の範囲に基づく進歩性の判断

第8章 特許請求の範囲の再検討
8.1 特許請求の範囲の再設定
8.2 課題および課題解決手段の再設定
8.3 もう一度,新規性の判断
8.4 発明の総仕上げ

第9章 審査官への対応
9.1 審査官の指摘を正しく理解する
9.2 審査官の判断をトレースする
9.3 特許の世界で反論する