単位が取れる流体力学ノート

武居昌宏・著
シリーズ:
単位が取れるシリーズ

単位が取れる流体力学ノート

発行
2011/03/30
サイズ
A5判
ページ数
246
ISBN
978-4-06-154481-9
定価
3,080円(税込)
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内容紹介

絶対に落せない単位が、私にはある。
現役大学教員が当シリーズについに参戦!イメージすやすい図と懇切丁寧な解説に酔いしれる。
名著者・武居昌宏先生が満を持して放つ待望の学習参考書。工学系の大学生にとって必須科目である「流体力学」を強力にサポートするよ!わかりやすさにトコトンこだわったから、数学や物理が苦手でも大丈夫!!予習・復習から試験直前の総点検まで、いろいろ役立つ価値ある1冊をアナタに。

目次

講義00 流体力学を学ぶ前に
講義01 静止した流体の圧力
1.1 流体と固体
1.2 圧力と力
1.3 密度と比重
1.4 高さと圧力の関係
1.5 絶対圧力とゲージ圧力 
1.6 パスカルの原理
1.7 圧力の測定
講義02 平面と曲面に作用する全圧力
2.1 平面に作用する全圧力
2.2 圧力の中心の座標
2.3 曲面に作用する全圧力
講義03 浮力と加速する容器内の流体
3.1 浮力とその作用点
3.2 水平加速度をもつ容器内の流体
3.3 鉛直加速度をもつ容器内の流体
3.4 回転運動する容器内の流体
講義04 運動する流体の性質と用語
4.1 運動する流体に働く力
4.2 オイラーとラグランジュの方法
4.3 流れの速度と加速度
4.4 運動する流体の用語
4.5 圧縮性と非圧縮性
講義05 連続の式と運動方程式
5.1 連続の式
5.2 オイラーの運動方程式
講義06 ベルヌーイの定理とその応用
6.1 ベルヌーイの定理
6.2 断面積が変化する円管でのベルヌーイの定理
6.3 トリチェリの定理
6.4 よどみ点の静圧と動圧
6.5 ピトー管
講義07 運動量の式
7.1 運動量と力積の関係
7.2 断面積が変化する円管に働く力
講義08 粘性と円管内層流
8.1 粘性
8.2 粘度と動粘度
8.3 円管内層流の圧力こう配
8.4 円管内層流の速度分布
8.5 円管内層流の流量と平均速度
講義09 粘性流体の運動方程式とエネルギー保存式
9.1 ナビエ・ストークスの運動方程式
9.2 拡張されたベルヌーイの式
9.3 粘性応力の分布
講義10 相似則と乱流の基本性質
10.1 層流と乱流の違いとレイノルズ数
10.2 流れの力学的相似
10.3 フルード数
10.4 乱流の渦とレイノルズ応力
講義11 円管内の乱流
11.1 円管内壁面付近の乱流の応力
11.2 プラントルの壁法則
11.3 円管内の乱流領域の速度分布
11.4 指数法則による速度分布
11.5 ダルシー・ワイスバッハの式
11.6 層流の管摩擦係数
11.7 なめらかな管の管摩擦係数
11.8 粗い管の管摩擦係数
11.9 ムーディー線図
講義12 非一様な流れの圧力損失
12.1 非一様な流れの圧力損失式
12.2 管路入口の圧力損失
12.3 曲管内の圧力損失
12.4 バルブの圧力損失
12.5 急拡大管の圧力損失
12.6 ディフューザの圧力損失
12.7 急縮小管の圧力損失
12.8 管路で失われる全圧力損失
講義13 抗力と揚力
13.1 抗力係数と揚力係数
13.2 抗力係数の値
13.3 圧力抗力と摩擦抗力
13.4 流体中の落下粒子の運動方程式とストークス近似
13.5 沈降速度
13.6 翼まわりの流れ
講義14 境界層とはく離
14.1 境界層
14.2 境界層の厚さ
14.3 はく離
14.4 理想流体の円柱まわりの圧力分布
14.5 カルマン渦とストローハル数